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3月11日によせて

東日本大震災において被災されたすべての地域の皆様に
心からお見舞いを申し上げます。

未曾有の大惨事に言葉もなく、
いまなお続く被災地のお悲しみとご苦労を思い、
一日も早く、ほんとうの春が訪れるようお祈り申し上げます。

震災後、
私どもの仕事は単なる贅沢品ではないのかと、
このような非常事態に
生命をつなぐことにはまったく無力ではないのかと
照明の消えた店内で自問自答を繰り返してまいりました。

そんな苦しい春が過ぎ、初夏にいたる頃、
10年前にお納めしたお洋服のお直しを承ることがありました。
わたしどものアトリエでは、20年前の納品であっても、
当時、そのお洋服を仕上げた縫製担当者本人が
お直しをいたします。
お召しいただいた機会は数え切れないほどと存じますが、
さいわい生地にいたみもなく、
10年間の体型の変化に合わせて、
肩幅の微調整ほかをすることで、新鮮さを取り戻しました。

そのときに、私どもの仕事は決して贅沢なだけのものでは
ないのだ、と強く実感したのです。

着るかたの個性と魅力を引き立たせる本質的なデザインをすること。
良い生地を選び、しっかりと丁寧に一着の服を仕立てること。
そして、手入れをしながら、長くご愛用いただくこと。
お客様の人生に寄り添い、大切な場面でそっと彩りを添えること。
それがわたしどもの仕事であることに、あらためて思い至りました。

デザインのご相談、仮縫い、出来上がりと
何度もサロンへお越しくださいますお客様のみなさま、
いつも本当にありがとうございます。
いま皆様にご愛用いただいている幸福な服たちを
10年後もお手入れさせていただくために、
一日一日を大切に営業してまいりたいと思います。
これからももどうぞよろしくお願い申し上げます。

㈱米山デザインオフィス 代表取締役 米山康孝
                        スタッフ一同


※米山デザインオフィスでは、商品の発送などに際しましては、
ヤマトホールディングスの「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて」の活動に
賛同し、ヤマト運輸を利用しています。
3月の収益の一部を日本赤十字社を通じ、被災地への寄付を行う予定です。
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by s-yoneyama | 2012-03-11 12:05 | Style  

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